お金の大学
〜ひとこと〜
「私のお金に対する意識を変えてくれた書籍」
〜はじめに〜
中田敦彦さんのYouTube大学にも取り上げられていた「両学長」の書籍、「お金の大学」。
私がお金について勉強しようと考え始めた大きな要因は、この書籍と、「両学長」のYouTubeチャンネルによっての意識の変化であった。ふと思ったのだ。「なぜ私は生活にこれだけ密接に関わっているお金について、全く知識がないのか」という事を。
日本では「金融教育」というものを教育課程に組み込んでいない。そのため知識のある人とない人の差が天と地ほどある。そんな中私は確実に「地」側の人間である。税金について知らない。自分の支出も詳しく知らない。投資は危ない。企業なんて私には出来ない。
こんなありさまである。(笑)
そんな意識を変えてくれたこの書籍を今回は紹介したい。
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〜こんな人におすすめ〜
- 貯金が出来ない
- 収入が低い
- 投資に興味はあるが知識が全くない
おすすめの上から2つは特に多くの人の悩みなのではないだろうか?この書籍には特にこの3つについて分かりやすく初心者に向けて書いてくれている。そのため、文章が少なく要点や重要な部分はグラフや表・イラストを入れて説明してくれている。
ここまで読みやすく、初心者に優しい書籍は他にあるのだろうか?私はまだ勉強を始めたてなため、圧倒的勉強不足だが、この書籍で分かりにくいと思った部分はほとんど無かった。
そして文章お少ないと書いた通り、読むだけであれば4〜5時間あれば読めてしまうのではないだろうか?私はメモをとりつつ仕事が終わり自宅に帰って読んでいたため、1日1〜2時間読みながらメモをとるという形をとっていた。そのため、詳しい時間は分からなかったが読むだけであれば1日程で十分読み切れると思う。
しかしそれは内容が薄いという理由ではなく、1ページにおける情報を文字のみで表さず、分かりやすいイラストや表によって知識として取り入れやすい形となっているという事である。
〜作品の概要〜
○著者:両@リベ大学長
○出版社:朝日新聞出版
○発売日:2020/6/19
○ページ数:272ページ
著者について
著者名:両@リベ大学長
職業:会社経営者&投資家
高校在学中に企業し、10代で年間1億以上稼いだ経験あり。その後天狗になり多くの失敗を経験する事となる。そんな経験を経て今現在は活動として多くの人に自分の経験や情報をYouTubeにて発信してくれている方である。
この方の経営されている会社は「会社方針優秀賞」や社員満足度上位10社などに入っており、両学長の人柄が少し伺える。
大まかな概要
ここでは「一生お金に困らない5つの力」という観点から文章が構成されている。
「①貯める力 ②稼ぐ力 ③増やす力 ④守る力 ⑤使う力」という5つの力である。
この大きな5つの柱を誰にでも分かりやすく読みやすく記されている書籍である。
目次
- 経済的に自由になるための基本ーお金持ちの大原則ー
- 《貯める》ー支出を減らして貯蓄を増やそうー
・通信費
・光熱費
・保険
・家
・車
・税金 - 《稼ぐ》ー稼ぎを増やして蓄財ペースを上げようー
・転職
・副業 - 増やすー貯蓄を投資にまわして資産運用しようー
・準備編
・株式投資
・不動産投資 - 《守る》ー形成した資産を守ろうー
- 《使う》ー人生を豊かにすることに使おうー
感想
この作品のここがすごい!
読書をしない人でも読めてしまえる上、
モチベーションまで上がる魔法の書!
この書籍はカラーで作られており、普段読書をしない人でもかなり読みやすい。その上モチベーションを上げてくれる、いわば魔法の書である。
両学長の動画の最後やこの書籍に記載されている言葉で素敵な言葉がある。
「今日が一番若い日」
である。何歳だから無理と考えるのではなく、今日が一番若い日と考えると自然と足が前に出る。そんな感覚にさせてくれる言葉だ。
印象に残った事柄
やはり多くの人が気になる①の「貯める」という部分ではないだろうか。やはり、貯めると聞くと、生活の質を落とし、クーラーは我慢、食費も削りに削って、コンセントも毎回抜き差し。そんな生活を想像していた。
しかし、この書籍にはそのような事は一切書かれていない。ここで最も重要な見直すポイントは「固定費」であった。書籍目次を見てもらうと分かると思うが毎月かかる固定費を見直すことが貯めるという部分に大きく関わっている。
どこにもクーラーはつけないで下さいや、毎日豆腐と、もやしで過ごしてくださいなど書かれていない。皆が無理せずここを見直すと皆さんの支出が、生活の質を落とさず下げれるのではないですか?と提案してくれているのだ。
こんなにも初心者として金融に関しての勉強を始める、という読者の目線に立って文章が構成されていることに驚きいた。
考えさせられた事
やはり自分の”無知さ”と”ズボラさ”がこの書籍を見て顕著になった。「お金」の知識がないというのは、お金持ちになれないというだけでなく、騙されやすく、チャンスを失いやすい。最終的にはお金に困るという負のスパイラルに陥る。そんな状態であるため、いわばお金持ち、小金持ちになるためのスタートラインにも立てていないということだ。
そして注目すべきはこの書籍も「こうしろ!」とひとつの、その人が成功しただけの道筋が記されているわけではない。「貯める」について説明してくれている部分だけでも、6大固定費のそれぞれを見直すポイントを事細かに多くの道筋を紹介してくれている。
まずは1つ行動に移すと何か変化したような高揚感を得る事ができることであろう。そんな書籍だ!
最後に
2日連続で「お金」についての書籍を紹介した。私が勉強として読ませて頂いた流れをここに記した。
日常での関わりが深い分一度勉強を始めると、楽しいと思う人も多くいるはずだ。ただ最初のきっかけとしての機会がなく、周囲にそういう人がいないという事もおおいにあるだろう。
私は胸を張って「お金の勉強をしている」皆に伝えようと思う。それが私のためにもなり、周囲の人たちのためにもなると私は思っている。両学長の魅力的な部分は単に「お金の知識と経験を豊富さ」に留まらず、「人のために惜しまずお金を使える」という部分にもある。
だからこそ、会社方針優秀賞や社員満足度上位10社という結果にでているのだと思う。
今後これをきっかけに一緒に高めあえたり、話し合える友人がいてくれると私自身嬉しく思う。私自身まだまだ勉強を始めたばかりなため、語り合えるほどの知識はありません。実績もありません。だからこそ行動をし始めました。このblogがその行動の一つです。
何か変えたいと思っている人はぜひ何かを行動してみてください。
間違っていたり、向いていないと分かったのならやめてしまえばいいのです。
なにも恥じることはないと思います。Tryした結果です。
そこには経験が生まれます。「百聞一見にしかず」だ。
この書籍にはそのような何か変えたい人へのヒントも書かれているように思えます。
金融の世界を全く知らない人には、この書籍は大きな第一歩としての自己投資になると思います。そしてその知識は資産になると思います。
一世帯に一冊!多くの人におすすめのできる書籍です!
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