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3月の「心揺さぶられ、印象に残った」おすすめ3作品

おすすめ3選

 

2021年3月このBLOGに挙げた作品すべての中で、私が心を揺さぶられた、感情を引き出された作品BEST3を紹介!正直選びきれない程印象に残る作品でした。恋愛・人間模様・家族・読書・人種・精神医学など色々な事について考える機会を頂いた。そんな中苦しみながらも、「おすすめ」として3作品、私の印象に残った物を載せたいと思う。

〜おすすめ作品紹介〜

〜1作品目〜

僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー/ブレイディみかこ

 この作品は自分の無知さを痛感した作品であった。

特に最近アメリカにてアジア人女性のデモ活動があったばかりだ。

あまりにもタイムリーな「人種差別」という話題。

日本にいるとこの問題を考える機会がとても少ないように感じる。

人種差別」が今だにあるという事に驚いてしまう程だ。

この作品はその問題を知るきっかけとなった作品であった。

更に掘り下げると、歴史的な経緯をもっと勉強する必要がある。

そのきっかけを与えてくれるには十分な作品であったと思う。

この「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は出会えてよかったと思えた作品であった。

感想文を記載した記事はこちら⇨「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

〜2作品目〜

i /西加奈子

とくに女性は共感など、考えてしまう事が多々ある作品として

読めるのではないかと思います。

私自身もこの「 i 」には多くのことを考えさせられました。

多くの人が悩んだ事があるであろう「自分の存在意義」という部分が

この作品の主人公と重なる人もいると思います。

そして極め付けには言葉で殴られるという感覚。

それほど衝撃的で悲しい言葉があった。是非一読して頂きたい作品です。

感想文を記載した記事はこちら⇨「 i  」

〜3作品目〜

マチネの終わりに/平野啓一郎

この作品こそ感情を揺さぶられたという点ではいちばん印象に残っているかもしれません。この作品で表に現れた感情は「怒り」であった。

きっとこの作品を読んだ方も、

「え?そんな場所あったかな?」と思う人が多いのではないだろうか?

それだけ私にとってそう感じさせられた部分が、

許せないという価値観を持った部分であったのだろうと思う。

久しぶりに読んでいる途中で何度か本を閉じた作品であった。

そして読書に惹きつけられるきっかけともなった。

あなたが私と同じ感情になるか試してみる価値はあると思います。

感想文を記載した記事⇨「マチネの終わりに」

〜おまけ〜

人間/又吉直樹

この作品もとても面白かった。

しかし、私の現在の読解力では考えたい事が多すぎてまとめきれず悔しい結果となった。

改めて読み直したい本としては1位である。

しっかりと読み解けた上でこの作品を考えると、

おすすめの作品も変わってくるのではないかと思い、番外編として紹介させて頂いた。

また感想を挙げなおしたいと思う。

感想文を記載した記事⇨人間

fin